座右の銘
『人を怒らず 人を憎まず 人を受け入れ 人を愛し 人に尽くせば 人は報われる』
こちらは僕の座右の銘で、自分自身で作った言葉です。
僕自身の礎となる言葉ですので少しお話させて頂きます。
今から遡ること2010年11月、僕の父が亡くなりました。
その直後は『しっかりしなくては』、『父の思いを受け継がなければ』
という思いで動いておりましたが、僕自身の甘さをとても痛感し、
何か変わらなければという思いが強くなりました。
そして
『根幹』となるもの
『支え』となるもの
『ブレない』気持ち
を持ちたくて考えた結果、座右の銘を自ら作ろうと思い立ち制作に入りました。
しかし、なかなかうまく言葉が出てきませんし、
軽い言葉にはしたくありませんでしたので、まったくできませんでした。
しかしある時、些細な出来事に感情的になり、
気持ちがブレる出来事が発生しました。
毎日イライラという『怒り』の感情に、
ムカムカという『憎しみ』にも似た感情が
僕の心の中を渦巻き、支配していました。
しかしある時ふと、
『このままの気持ちでいたら、人として受け入れられない人になってしまう』
と思い、この感情を座右の銘にしようと制作し始めました。
最初に出てきたのは『怒り』、『憎しみ』といった、負の気持ちを持たないという意思で
『人を怒らず 人も憎まず』と始まりました。
次にその出来事を受け入れたら気持ちがすっきりしたので
『人を受け入れ』としました。
次に、人を受け入れるためには何が必要かと考えました。
すると人を愛することと思い、『人を愛し』を入れました。
しかし、この形のない愛というものを現すのに何が必要かと悩みました。
そして、尽くすことが愛に繋がらないかと考え『人につく(す)せば』としました。
そして締めで人に尽くせばいつか人は報われる時が来るだろうという
希望的観測を入れて『人は報われる』という言葉で締めました。
このような形で僕の座右の銘は完成致しました。
今でも全くこのような人になれておりません。
しかし、いつかこの座右の銘に書かれたような人になりたいと精進して参ります。
また、物事を決断する時の判断基準にしたり、
感情的になった時に心で唱え、アンガーマネジメントとして
落ち着くための言葉としても利用しております。
少しでも共感して頂けると幸いです。
